息子が少年野球をやっていて、よく野球に例えたり、
イチローや松井選手の言葉を伝える事があります。
私が子供に良く伝える言葉が、
日米通算4000本安打達成した時のイチロー選手の言葉。
「誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと
8000回以上は悔しい思いをしている。それと常に向き合ってきたことの事実は
あるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね」
イチロー選手のような一流選手でも打率3割。10打席中7打席はヒットが打てません。
4000回のヒットの為に8000回以上の悔しい思いに向き合ってきたことになります。
この記事を見た時に、ご成婚になったある男性会員さんを思い出しました。
男性さんがお相手とご成婚が決まった時の言葉です。
「何十人もの女性とお見合いをしてきましたが、お断りされ続けてきました。
でも、そのお断り理由から多くを学び、自分の悪いところ、そして良いところも見え、
その結果が今のご縁に繋がったのだと思ってます。
今までの出会いに感謝です!」 と
イチローの 4000回 の為の 8000回の悔しい思い。
男性さんの 良いご縁 の為の 数十人とのお見合いでの悔しい思い。
比べる次元が違い過ぎますが、失敗から多くを学ぼうとする気持ちは
同じだと思いました。
正直、悔しさに耐えられない人は
劣等感をつのらせ、否定的なイメージを持ってしまい
自分をみじめに思ったり、相手のせいにしたり、
失敗と向き合うことができないケースもあります。
イチロー選手の様に4000回を誇るのではなく、
8000回の悔しさと向き合ってきた自分を誇れることが
さらに大きく成長できる事なのだと思います。