前回、前々回に続き、「選択」をテーマにしておりますが、(今回で最後です。)

今回は「選択肢の多い、少ない」

前々回ご紹介した、シーナアイエンガー教授の「選択の科学」

 

 

この本にも登場する ジャムの法則 

選択肢が多い方がいいのか、少ない方がいいのか、適切な選択肢の数はどれくらいか?といったことに対して検証した実験です。

~ スーパーマーケットにおいて6種類のジャムと24種類のジャムを並べて買い物客の反応を調べるというもので、 普通は選択肢の数(種類の数)が多ければ顧客満足度が上がり、自分に見合ったものや好むものが見つかり購入に繋がると思われるところが、驚くべきことに売上は逆効果。。。品揃えの多い24種類のジャムが並べられていたブースでは買い物客の3%しか購入しなかった。6種類の少ない選択肢しか与えられなかった買い物客は、30%近くが買った。という実験。

結局24種類のジャムを並べた時は、6種類のジャムを並べた時の10分の1しか売れなかった。

 

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ジャムに限らず、いろんな物にも言えることだと思いますが、 人は選択肢が多いと決断できない。決断力が低下する。

婚活も同じように思います。

インターネットやスマホの普及から、お相手探しもたくさんの情報があり過ぎて、選べない、また逆に選んでもらえない、さらには(今の交際相手より)もっといい人がいるのでは?と、大切なご縁が見えづらくなってしまう。。。

ロング、ロング、アゴー(昔々)、当社の創業者の石井が50年前に仲人を始めた時代は、情報もなく、親族、近所の人や知人の紹介でお見合いや結婚が決まっていました。またそこにご縁を感じ、早期結婚が当たり前でした。 選択肢が無さすぎるのもどうか?と思いますが。。。

昔と逆で、多くの選択肢があるために決められない。また多くの選択肢から選ばれない。そんな(昔と)違った出会いの難しさがあるように思います。

 

 

これからの私たち結婚カウンセラーの役割は、条件やデータなどの単純で膨大な選択肢だけではなく、いろんな角度(人間性、性格、人柄、結婚観など)で、ご本人に合いそうな方を絞り込んで、選択肢を少なくしご紹介することが、ご成婚の近道かと思います。

また、(選択に)悩んでいるときや自分に自信が持てない時に、そっと背中を押してあげる、安心感を持っていただく場であることが大切なのかと思います。

現に当社でも、自分でたくさんの選択肢からお相手を探すことに疲れたり条件だけで選ばれなかったりで悩んでいる方からの相談が増えております。

ご成婚に至る方の多くは、私たちカウンセラーがお互いを知り、絞ったご紹介をすることで、「(カウンセラーさんの)ご紹介の方と会ってみる。」「(カウンセラーさんの)選んでくれた方と会ってみる。」そんな選択肢を絞った紹介のように思います。

そこには、一つひとつの出会いを、ご縁を、大切にする。気持ちが大事だと思います。 

 

 

私自身、あまり選択肢がなかった時代(ロング、ロング、アゴー)・・・。奥さんとの出会いに全身全霊をかけていたように思います。これを逃したら、もう出会いがないかも。。。と、必死 でした。

今、私が婚活をしていたとしたら、奥さんに選ばれなかったかも知れませんし、簡単に別れを告げられていたかも知れません。(苦笑)

ちまたは物で溢れ、商品の種類も品数も豊富で、またモノに限らずですが、いろんなものを選んだり、比べたり、調べたり、迷い続けて決められない・・・。なかなか選べない、決断できない時代なのかも知れません。

 

 

 

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